続いてはあけび蔓(つる)職人、和島さんをご紹介します。
鳴子はいうまでもなく山に囲まれた地区、古くから「木」にまつわる「木地文化」
が息づいてきました。そのひとつが蔓細工。あけび、ぶどう、すげ、など様々の
材料を山で採ってカゴやザルなど暮らしの道具として作ってきました。
たくさんいらした職人さんも段々少なくなり、専業としては現在ただ1人となった
和島 常男さんにお越しいただき実際に編んでいるところをご覧いただきます。
和島さんが扱うのがあけび蔓。先代から引き継いだ型に沿って編んでいく編み方で
網目が精巧で丈夫、型くずれしないのが特徴です。
(和島さんの奥様が使われている買い物かごはもう20年位使っていらっしゃるとか)
当日は実演しながら山の事、かごのことなどお客様とお話するのを楽しみにしていらっしゃいますのでどうぞ鳴子の山仕事のあれこれをひとときお楽しみくださいね。
(※ 和島さんの来場は8日(土)のみ。かごは8日、9日ともご覧いただけます。陳列されたかご達は購入も可能です)