6/13〜15 小夏の里山カフェ

6月の里山カフェの三日間が始まりました。今回も、山ふところの宿「みやま」が舞台です。ほっこりゆっくり、くつろぎの空間をお客さまにお楽しみいただけますように、との願いを込めて、オープンです。


photo by Mayumi Sato
photo by Mayumi Sato

玄関口には、「本日の食材」を展示いたしました。今回おやつに使ったのは、ルバーブと小松菜。どちらも、鳴子や岩出山など、地元大崎市の農家さんからいただいたもの。食べものの作り手の方たちの想いを、おやつを通じてお客さまにお伝えするのも、このカフェの大切な使命と思っています。


photo by Mayumi Sato
photo by Mayumi Sato

大雨が予想された日もありましたが、三日間、カフェのオープン中は幸いなことに晴れもしくは曇りのお天気でした。蒸し暑いながらも、里山の涼しい風も吹き、ウッドデッキのお席もお客さまに人気でした。

 


photo by Chiharu
photo by Chiharu

6月のおやつ「ルバーブと紅茶のぜいたくロールケーキ」。香り高い紅茶の生地に、自家製のルバーブジャムをたっぷりと巻き込んだ一品です。 生地にも、地元の元気な平飼い卵を使っているので、しっとりした生地に仕上がりました。手前のタルトクッキーには、ルバーブの茎の赤い部分だけを使って作ったジャムを入れ、生クリームの上にはメイプルナッツを散らしました。暑い日にぴったりの、爽やかなルバーブの酸味を、存分にお楽しみいただけたのではないでしょうか…^^


photo by Chiharu
photo by Chiharu

こちらは「ヨーグルトクリーム入り、小松菜のミルクレープ」。何層にも重ねたクレープ生地には、地元の美味しい小松菜をたっぷり練り込んであります。見た目も、鮮やかな緑が夏らしい感じに仕上がりました。さわやかな風味のヨーグルトクリームが、お客さまに大好評でした。お皿に添えたタルトクッキーの中身には、鳴子のパティシエ深瀬さんの作ったブルーベリーコンフィを使わせていただきました。


photo by Mayumi Sato
photo by Mayumi Sato

今回も、若き陶芸家、酒井蘭子さんの器が、里山カフェのおやつとお飲みものを引き立ててくれました。味わいとぬくもりのある彼女の作品は、毎回お客さまにもとても好評をいただいております。作品は、里山カフェ開催毎に展示販売しておりますので、気に入ったものがありましたら、いつでもスタッフにお声がけくださいね。


今回は、いつものメンバーに加え、鳴子の若い方々にも、スタッフとしてお手伝いしていただきました。鳴子について知らないこと、私たちにはまだまだたくさんあります。鳴子に住むスタッフから、お客さまから、このカフェを通じてたくさんのことを学ぶことができ、とてもありがたく感じました。人との出会いやつながりを大切に、これからも里山カフェを、丁寧に大切に、よりよいものへ育ててまいりたいと思います。

 

今回、遠くから、地元から、このカフェに足を運んでくださった皆さま、おいしい食材を提供してくださった作り手の皆さま、いつも素敵な空間を提供してくださっている「みやま」の皆さま、里山カフェの実現のために力を貸してくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。

 

次回の里山カフェで、またお会いできることを楽しみにしております。

 

里山カフェ主催

焼き菓子アンサンブル Rico